馬プラセンタの特徴は、なんといっても豊富なアミノ酸含有量ですね。
プラセンタに含まれる成長因子は、細胞分裂を促進する働きがありますが、その細胞の
一部をなしているのがたんぱく質です。
人体の約20%がたんぱく質でできています。
アミノ酸には9種類の必須アミノ酸と11種類の非必須アミノ酸があります。
必須アミノ酸とは、体内で合成できないアミノ酸で、食物などから取り入れる必要があり、非必須アミノ酸は、体内で合成できるアミノ酸です。
この必須アミノ酸と、非必須アミノ酸が複雑に組み合わさり10万種類ものたんぱく質が作られます。
アミノ酸豊富な馬プラセンタを摂ることで、細胞を活性化するために必要な原料の補給も十分にできるというのも馬プラセンタの特徴です。
馬プラセンタの希少性と安全性
豚の場合1年に2度多くの子供を生みますが、馬は1年に1度しか子供を産みません。
しかも産後に胎盤を食べる習慣があるため、1頭につき3kgほどの胎盤からそれほど多くプラセンタの原料を確保できません。
そのため希少性もあり最近は馬プラセンタが人気になっているようですが、その希少性のため価格も少し割高な感じもします。
馬は元々病気にかかりにくい動物なので、予防接種などでの薬剤残存の心配がほとんどないのも馬プラエンタの特徴ですし、サラブレットの胎盤を使用するのが一般的です。
サラブレットは血統も明確ですし育成の管理もしっかりされているので安全面でも優秀です。
馬プラセンタの選び方
馬プラセンタの特徴を把握した上でどのように商品を選べばいいのか?
どこでどのように育った馬のプラセンタかというトレーサビリティーがしっかりわかるものを選んでいきましょう。
これだけプラセンタは「安全性」というものが話題に登る中、どのように育った馬か明記されていないのは、少し不親切のようにも思えます。
それと有効成分の配合量にも注意が必要です。
プラセンタエキスか原末かでかなり配合量の数値も変わってくるので、単に数値が大きいからというのではなく、エキスとしての数値なのか、原末としての数値なのかもよく確認するようにしましょう。
国内産サラブレッドを原料とした馬プラセンタが安心というイメージもありますが、国内産サラブレッド自体の頭数は限られているので、どうしてもその希少性から商品の価格が高くなりがちだったり、有効成分の配合量が抑えられていたりというデメリットもありますので、ご自身が無理なく継続していけることを大前提に商品選びをしていくことが重要です。