羊のプラセンタが人に近い?とはどういうことでしょう?
プラセンタエキスを抽出する胎盤は、様々な動物から採取されていますが、羊の胎盤は人間の胎盤とアミノ酸の成分が似ているため人に近いと言われています。
羊プラセンタは成分の組成が似ていることで人間の体に馴染みやすく免疫反応も出づらく、吸収力も高くなり、効果の現われが早く実感できます。
羊プラセンタの原料となる羊は、ニュージーランド産の人気が高いです。
羊といえば、ニュージーランドの毛刈りを思い浮かべるのは私だけでしょうか・・・?
世界で唯一狂牛病を発生させてない国であり、羊の生産には定評があります。
しかも医療用動物として特別に育てられている羊が存在します。
もともと羊は病気にかかりにくいのですが、この医療用動物は食用と違い、化学物質や抗生物質を使わず成育環境を徹底管理して育てられています。
こうして育った羊には、ニュージーランド政府が安全のお墨付きまで発行してくれます。
自信あり!というわけです。
スイスの超高級サロン、世界のセレブ御用達サロンが家庭用に開発した羊プラセンタサプリにはこのニュージーランド産の羊が使われています。
ちなみにこのサロン、120万円くらいかかるそうですが試してみたい方はぜひどうぞ。
羊プラセンタがあまり主流にならないわけ
人に近いと言われる羊プラセンタですが、馬や豚とちがいあまり主流にならないのはなぜでしょう?
これは羊の胎盤を利用したプラセンタの生産が日本ではほとんど行われていないというのが一因だと思われます。
羊にはスクレイピーというBSE(狂牛病)のような伝染病があります。
スクレイピーは人間には感染しませんが、日本ではBSEやスクレイピーといった伝染病の発生国や発生リスクの高い国からの動物の原料を食品や化粧品に使用することを禁止しています。
日本で販売されている羊プラセンタの多くは狂牛病の発生していないニュージーランドの羊を原料としているのも感染症のリスクがどうしても懸念されるプラセンタの特徴です。
アミノ酸の組成が似ていて非常に人の体に親和性がある羊プラセンタですが、このようなことからあまり主流になれずにいるんですね。