結婚して何年も経つのになかなか子宝に恵まれない夫婦はたくさんいます。
2人目不妊と言って第二子がなかなか出来ないで悩んでいる人もいます。
高額な治療費がかかるにも関わらず、子供が欲しくて欲しくて不妊治療をしてみても、精神的な苦痛も伴い、子供を諦めてしまう夫婦も少なくはありません。
そこで、最近注目されているのがプラセンタにによる不妊治療です。
プラセンタは人や動物の胎盤から抽出した成分で、疲労回復や自律神経の病気、更年期障害、若返り、血行促進などに効果があるものです。
プラセンタ最大の働きはホルモンバランスを調整すること。
プラセンタを摂取し始めてから生理不順が治ったり、冷え性が改善されたなど女性が持つ身体の悩みが次々と良い方向へ向かうことから、婦人科系の病気の治療にも使われるようになりました。
不妊の原因は色々ありますが、これと言って決定的な原因がありません。
しかし、疲労やストレス、精神的な悩み、低体温、月経困難、そして生活習慣や食生活なども大きくかかわっていることは間違いありません。
生活習慣や食生活は見直しが出来ても、ストレス社会の中で生活している私達にとって疲労回復やストレス解消がなかなかうまくいきません。
そうなると女性は必然的にホルモンバランスが崩れ、月経困難や自律神経の不調を訴え、体調を崩してしまいがちです。女性の大敵ホルモンバランスの崩れを改善してくれる働きをもつプラセンタに、期待が寄せられているのです。
プラセンタの摂取によって子宮内を安定させる効果もあり、着床率を高め、子宮内膜を増殖させ、卵子の質を高めるといった効果を目的に、プラセンタの不妊治療はおこなわれています。
プラセンタにはサプリタイプの物と直接体内にプラセンタエキスを取り入れるプラセンタ注射がありますが、不妊治療にはプラセンタ注射をする方法が取り入れられています。
プラセンタ注射をすることにより、ホルモンバランスを整えることはもちろん、女性ホルモンの分泌を活性化させて、妊娠に適した身体にするのが目的です。子宮環境を良くする効果もあり、妊娠しやすくなります。
プラセンタによる不妊治療のお陰で妊娠できたと言う嬉しい報告もありますが、プラセンタによる不妊治療は保険が適応していません。
高額な治療費は家計への負担も大きいので、早く認められて保険適応になるのを願いたいところです。
通常の不妊治療を行われている場合、処方されている薬によってはプラセンタ摂取をやめた方がよい場合もあるので、しっかり医師と相談しながらプラセンタを摂取するようにしてください。
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