美容や健康に効果的なプラセンタ。美意識の高い女性に人気で、サプリメントやドリンクといった商品がたくさん販売されています。
商品によってプラセンタの配合量も違いますし、推奨摂取量も違います。配合量が少なくて効果が感じられないなら飲みたくないですし、かと言って配合量が多いと過剰摂取なんかも心配になります。
いったいプラセンタって1日どれくらいの摂取量を飲めばいいのでしょうか?
結論から言ってしまえば、結局のところ商品次第ということになります。
これは商品ごとに推奨摂取量が違うからというわけではなく、それぞれの商品に配合されているプラセンタの質が違うからということです。
商品に書かれているプラセンタの配合量は、プラセンタの質とは関係ありません。そのため、表記としては同じでもたんぱく質量が大幅に違うということがあります。プラセンタはアミノ酸の塊のようなものなので、質の良いプラセンタを原料にしている場合、たんぱく質量が必然的に多くなります。
プラセンタの配合量だけでは、どれくらい飲めば効果的かというのは判断できないというわけなので、詳しく見ていきます。
プラセンタの1日の摂取量は決められない
大前提ですが、プラセンタサプリメントやプラセンタドリンクの飲み方や摂取量は定めることができません。
サプリメントやドリンクは、あくまでも健康補助食品というくくりで医薬品ではないので、用法や用量を決めることができないのです。そのため、表記としては「目安量」という形で商品に記載されています。
この目安量はどのように決まっているかというと、各メーカーごとにモニタリング試験などを行って決めているようなので、統一した明確な基準はないということです。
では、プラセンタを1日どれくらい摂ればいいかという基準はないのでしょうか?
公益財団法人日本健康・栄養食品協会の基準
プラセンタに関しては日本でも戦前から研究されていましたが、健康食品として一般的に認知されたのは比較的最近です。プラセンタの美容効果が知られるようになり、それに伴って非常に多くのプラセンタ配合商品が流通するようになりました。
しかし、近年までプラセンタ商品に関する基準などが無かったため、少しでもプラセンタを配合していればプラセンタ配合商品として販売され、粗悪品も多く見受けられるようになりました。
そこで、公益財団法人日本健康・栄養食品協会という健康食品の規格基準の設定やその基準に係わる認定制度を行う機関が、「プラセンタ食品」に関する規格基準を設け、一定の基準ができました。
この基準にプラセンタの1日摂取目安量も盛り込まれていて、「プラセンタエキス純末として100mg以上」とされています。
これを基準に宣伝している商品もありますが、これはあくまでも製品製造上の品質規格基準なだけで、1日これだけ摂取すればいいという数値ではありません。最低限これだけ配合されていなければプラセンタ商品とは呼ばせませんという数値です。
この規格基準はあくまでも任意で強制ではないんです。これを守らないと商品を作ってはいけないというものではなく、公益財団法人日本健康・栄養食品協会が認定する「JHFA」マークが取得できないというだけです。
しかしながら、この「JHFA」マークを取得している商品は規格基準を満たしているということで、商品の選択基準になります。それでも1日の摂取量の基準にはなりません。
どれくらい飲んだら過剰摂取?
栄養素の中には過剰摂取により副作用を起こすものがあり、1日の摂取量に上限値が定められているものがあります。しかし、プラセンタには特定の上限値は設けられていません。
プラセンタに副作用がないと言われるのは、プラセンタが多くのアミノ酸の集合体で、各アミノ酸がバランスよく摂取できるからです。
例えばビタミンAという栄養素はビタミンAでしかなく、過剰摂取すればビタミンAばかりが体内に増えて体内のビタミンバランスが崩れ、脱毛や骨の弱化が引き起こされる可能性があります。同様に、プラセンタに含まれるアルギニンというアミノ酸だけを過剰摂取すると、下痢になったり、肝臓や腎臓が弱っている人の場合は命の危険もあるなど重大な副作用が起こる可能性があります。
どんな栄養素でもバランスが重要ということなので、毎日プラセンタを多く摂ればいいというものではありませんが、健康補助食品としてプラセンタを飲んでいる場合は、過剰摂取の心配はしなくて済みそうです。
では一体どれくらい飲めば効果的なのでしょうか?
プラセンタの効果的な摂取量は商品や体質次第
身も蓋もない話になってしまうので、まずはプラセンタ美の体感的に1日どれくらいのプラセンタを摂ればいいのかを話しておきます。
プラセンタ美の場合、プラセンタ原末換算で200mg以上配合している商品では、何かしらの効果を実感できています。あくまでわたし個人の体感です。
では本題です。同じ商品を同じ期間飲んだとしても、それぞれ感じる効果は違うはずです。全く同じだったら、逆にビックリです。これが体質次第という部分です。
体質によってプラセンタの吸収力も違いますし、生活習慣などでタンパク質の不足している量も違います。圧倒的に不足している人は、多量のプラセンタ摂取でなければ効果を感じることはないかもしれません。反対に不足量が少なければ、少量のプラセンタ摂取でも実感できるかもしれません。どうしても必要量に個人差があるということです。
プラセンタの配合量が同じでも、「質」の違いで必要量は変わります。わかりやすく言うと、表記が同じ1,000mg配合でも、プラセンタエキス1,000mgと原末1,000mgでは天と地ほどの違いがあります。また、同じ原末100mgでも、原料が豚由来のものと馬由来のものでは、そもそものアミノ酸含有量が違うので補給できる成分量も変わります。
このようなことから、1日のプラセンタ摂取量を一概に決めることはできないわけです。結局のところプラセンタの1日の摂取量は自分で判断するしかないんです。
とりあえずメーカーの目安量に倣って飲んでみて、なかなか実感できないのであれば摂取量を増やしてみるなどして、自分に合った摂取量を探していくのが一番です。
そのためにも商品選びが重要な要素の一つです。こちらの記事を参考に、効果的な商品を見つけてくださいね。
▼▼大人気の希少な国内産TP200が購入できる
▼▼2017年注目度No1プラセンタサプリ
▼▼初めてプラセンタサプリを購入するなら要チェック!