更年期のホットフラッシュはのぼせとも言われ、突然体がほてりだし大量の汗が顔や首筋などから噴き出してきます。
毎日決まった時間に症状が出る人もいれば、何の前触れもなく突然症状が出る人もいて最初は驚いてしまった人も多いのではないでしょうか。
ホットフラッシュは更年期障害の最も多く感じる症状の一つで、場所や状況を問わず出てしまうので外出中だったり人と話をしている時、大事な仕事中だったりすると非常に困ってしまいます。
いつ来るかと気になってしまい常々考えてしまうと、これもまたホットフラッシュを誘発する起因になってしまったりするのでやっかいですね。
ホットフラッシュは自律神経のバランスが崩れ、血管の働きが正常に行われていないために起こるのでプラセンタはホットフラッシュ対策として効果的に作用します。
自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れから
更年期のホットフラッシュは、自律神経のバランスが乱れることで血管の収縮・拡張機能が上手く働かず、血液がスムーズに流れないことで起きる症状です。
ではなぜ更年期に自律神経のバランスが乱れるのか？
更年期は閉経を挟む前後５年間の計１０年間位を指し、閉経までに卵巣機能の低下に伴い女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急速に減少することでホルモンバランスが乱れます。
エストロゲンの不足を検知した脳の視床下部はエストロゲンを分泌させるように下垂体に信号を送るのですが、必要量の分泌が行われないと視床下部は信号を出し続けることになります。
視床下部は自律神経をコントロールする働きも担っていて、ホルモンバランスの乱れによって頻繁に信号を送り続けることで自律神経のコントロールも乱れ始め自律神経のバランスが乱れることとなり、血管の収縮・拡張機能が働かず体温調節が上手くできなくなりホットフラッシュなどの症状が起こります。
このようにホルモンバランスと自律神経は密接な関係にあるので、逆もまたしかりで自律神経の乱れはホルモンバランスを乱す要因になります。
ストレスがホルモンバランスを乱すというのもこのような関係性によるものです。
プラセンタがホットフラッシュを改善する？
ホットフラッシュを改善するにはホルモンバランスを正常にすることが効果的ですが、そもそも更年期ということで卵巣機能が低下するのは仕方がなく、いくら脳から指令を送っても分泌量が正常になるほど増えることは難しいと思います。
プラセンタには内分泌調整作用というホルモンバランスを整える働きはありますが、正常化という観点からみるとなかなか難しいと言わざるをえません。
しかしホルモンバランス調整作用も正常化までは難しいとしても効果的に作用することは間違いありません。何より更年期障害の治療薬として認められているプラセンタです。プラセンタには自律神経調整作用や血行促進作用、造血作用などもありホットフラッシュに効果的に働きます。【プラセンタの薬理効果２０】
プラセンタが自律神経に働きかけ、ホットフラッシュの大きな要因でもあるストレスを緩和し、血管の働きを正常化して血液の流れをスムーズすることでホットフラッシュの起きにくい体に改善してくれます。
プラセンタはホットフラッシュのみならず、他の更年期症状の緩和にも効果的ですし、なにより体質を改善し健康的な体を維持するのに必要な要素が詰まっているので、更年期を快適に乗り切るのに最適です。
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