DHCプラセンタサプリメントに限らずサプリメントならDHCというほど低価格で人気があり、スーパーやドラッグストア、コンビニなどで手軽に購入できるのもDHCサプリメントのいいところです。

DHCプラセンタサプリも例外なく低価格で販売されていて、プラセンタがこの値段では効果はなしだろうと思いつつパッケージを手に取ってみると意外にも効果がありそうな感じだったので少し成分などを調べてみました。

と言ってもおおよそ効果を発揮しそうな配合成分はプラセンタとトコトリエノールとビタミンB2の3成分だけで、プラセンタ以外の成分は主に抗酸化作用を発揮し細胞を活性酸素から守りアンチエイジングやお肌への効果が期待できるもので、プラセンタとの相性も良くシンプルな配合成分が逆に良いように感じるほどでした。

DHCプラセンタサプリ肝心なプラセンタもSPF豚の胎盤を原料にしていますし、1日の摂取量も原末換算で360mgというのはかなりしっかり摂取できるように思います。

普通に考えてなぜこのスペックで他の商品より極端に安い販売価格が実現できるのか不思議に思いませんか?

プラセンタ美としては1つだけ気になっていることがあります。

それはプラセンタの「質」です。

プラセンタの質が効果を決める

プラセンタエキスとエキス末の違いをご存知ですか?

プラセンタエキスは胎盤から抽出した液体で、プラセンタを安全なエキスにするため減菌やろ過が行われます。プラセンタエキス末はプラセンタエキスから水分や不純物を取り除き粉末化したもので、プラセンタエキスのほとんどが水分なため濃縮粉末化したものはエキスに比べ量が非常に少なくなります。

プラセンタにはもう一つ純末という表現があります。これはプラセンタエキスをふけい剤や薄め剤などを一切使用せずに粉末化しているものに使われる表現で、プラセンタの配合量に対する質を考えた場合、最も信頼度の高いのが純末です。

DHCプラセンタサプリメント同じプラセンタの配合量でもエキス末か純末かにより有効成分の純度が違うため効果も変わってきます。

DHCプラセンタサプリは3600mgのプラセンタエキスから360mgのエキス末を取り出しているということで、粉末化した場合の残存率が10%と高く30倍や50倍濃縮されることも多いプラセンタエキス末としては10倍濃縮というのはあまり質が良いとは言えません

価格が安く大量生産されているのもうなずける気がします。

プラセンタの配合量は表現の仕方がたくさんあり、まだまだ不透明なところが多くわかりずらいのでしっかり見定める必要があります。一番信頼性が高くプラセンタの効果を比較しやすいのは純末表記がされている商品です。

DHC純粋生プラセンタはどうなの?

「また奇妙なものを売り出した…。」というのが率直な感想です。この段落は最近新発売されたDHC純生プラセンタがコマーシャルをやっているおかげで閲覧してくださっている人が多くなっているので、おそらく純生プラセンタについて知りたい人が多いのだろうということで追記しています。

DHC純生プラセンタだけで壮大な記事が書けてしまうので、できるだけ簡潔にいきたいと思います。大分辛口なのでDHCファンの人は読まない方がいいかもしれません

「生」というのはどのようなもの?

今回DHCから発売された純生プラセンタは、「生」という言葉が強調され、今までのプラセンタとは違うぞ!ということをアピールしています。では、そもそも「生」とはどのようなものを言うのでしょうか?

食物などを煮たり焼いたりしていないこと。加熱・殺菌などの処理をしていないこと。また、そのさま。
【引用】goo辞書

プラセンタで言えば「生」というのは加熱・殺菌処理をしていないというのがポイントになります。では本当に加熱・殺菌処理はされていないのでしょうか?

もしされていないのであれば怖くて飲めません。しかし、ちゃんと加熱・殺菌処理は行われています。複層ろ過装置を使って除菌し、さらに蒸気を噴霧する特殊な技術で豚プラセンタエキス末をつくるとのことですが、蒸気を噴霧するということは熱処理ですよね。

複層ろ過装置を使って除菌というのも何も珍しいわけではありません。精度が良くなっているのかもしれませんが分子分画法というろ過して有効成分を取り出しているものもあります。詳しくはプラセンタの安全な製造方法の記事もお読みください。

こう考えると特別感はないですよね。

体内での吸収力へのこだわり?

食べたものからそれぞれの栄養素を吸収するのは腸の役目ですが、その前に胃酸という荒波をくぐり抜けなければ腸まで達することができません。通常は腸で栄養素が吸収されやすいように胃で食物を消化・分解するのですが、プラセンタのような栄養素自体を摂り込んだ場合、胃で消化されてしまうと意味がなくなってしまいます。

DHC純生プラセンタの体内で吸収されやすい多層構造というのは、プラセンタを胃で溶かさないようにして腸まで運ぶことでプラセンタの体内への吸収率を高めるための構造になっていますということです。

言っていることは間違ってません。DHC純生プラセンタは特殊な構造をしています(被包剤という表記があるのでカプセルだと思われます)が、ほとんどのプラセンタサプリメントはソフトタイプにしろハードタイプにしろカプセルです。カプセルにもいろいろ種類がありますが、腸に達してから溶け出すという腸溶カプセルというものが元々あります。

ただ、DHCのは問題があります。とりあえずDHC純生プラセンタの原材料を見てください。

【主要原材料】豚プラセンタエキス末
【被包剤】粉糖、乳糖、セルロース、香料、糊料(ヒドロキシプロピルセルロース)、トウモロコシたん白

被包剤に使われている成分に余計なものが多過ぎます。糖類も使われていますし香料も使われています。さらに特殊構造を作り出すために糊料というものも使われています。

しかも1粒100mgに対して主要原材料である豚プラセンタエキス末は25mgしか配合されていません。ということは、75%は被包剤の成分ということになります。

1日5~20粒がDHC純生プラセンタの推奨摂取量

DHC純生プラセンタの推奨摂取量が1日5~20粒とかなり幅があります。年齢や生活習慣などによって摂取量が変わるのは仕方ないのですが、それにしても20粒も飲めますか?なぜこんなに多いのかと言えば1粒当たりのプラセンタ配合量が25mgしかないからです。

これはこれで問題なのですが、もっと大きな問題があります。先ほど75%は被包剤の成分と言いました。例えば1日に10粒づつ飲むとします。そうすると有効成分であるプラセンタは250mg摂れることになりそこそこの分量になります。では、糖類や香料などを合わせた被包剤の成分はというと、750mgも摂るということになります

健康や美容のために摂るプラセンタなのに、いかにも不健康になりそうな気がするのはプラセンタ美だけではないと思います。

DHC純生プラセンタの価格は決して安くない

DHC純生プラセンタはお試しとして、初めて購入する場合は140粒が税込みで1,620円(DHC公式オンラインショップ)で購入することができます。おそらくそれとは別に送料もかかります。1日何粒飲むかにもよりますが、10粒計算で2週間分です。

しかし、本製品を購入しようとすると600粒が8,640円です。1日10粒計算でいけば約2カ月分なので1ヶ月4,320円かかる計算です。DHCは安いというイメージがありますが、安くないですよね。

プラセンタは継続的に摂ってこそ大きな効果を生みます。お試し価格に惑わされず費用対効果の高い商品を選ぶようにして下さい。費用対効果抜群のプラセンタサプリならTp200

そんなこんなでプラセンタ美としては購入には至らない商品です。

あっ、ここまでDHC純生プラセンタに興味がある人のために追記しました。

DHCプラセンタは効果なし?

だからと言ってDHCプラセンタサプリは効果がないというわけではありません。

口コミや評判もそれほど悪いわけではないので一定の効果が見込めるのは間違いないです。特に若い人が美容目的でプラセンタを摂取しようと購入するには、加齢による代謝機能の衰えがそれほどないので良いかもしれません。

しかしプラセンタの効果の基幹となるのは健全な代謝が行われていくことなので、30代以上の人がプラセンタの効果を効率的に得るためにはプラセンタの質と量が重要になります。

たとえ美容目的でもです。

美容成分が多く配合されているほうが美容に効果的なように思われがちですが、プラセンタにはもともと美容に良い栄養素が多く含まれていますしコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す作用もあり、補給するのではなく体に備わった機能を高めることで自ら作り出すように働きかけることができるのがプラセンタなので、質の良いプラセンタを摂取するほうが効果的なんです。

女性は更年期障害に悩まされる確率が高く健康にも美容にも役立つプラセンタは効果的なので、良質なプラセンタを選び体質を改善していくようにしましょう。プラセンタのように体質を改善できる成分は少ないですよ。

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