プラセンタの危険性については、プラセンタを語る上でどうしても話題に上るため、これからプラセンタを試してみようという方には気になってしまうところでしょう。
よく言われるプラセンタの危険性としては、大きく分けて感染症と副作用の2種類があります。
感染症
まず感染症についてですが、プラセンタは動物の胎盤から抽出したエキスなので、もし原料の母体が感染症にかかっていた場合、摂取した側も感染してしまう場合があります。
分かりやすく言えば、輸血でC型肝炎などに感染してしまうのと同じことです。
それじゃあ、危なくてプラセンタなんて摂取できない!と思われてしまいますが、そんなことはありません。輸血をしたからといって全ての人が肝炎になるわけではありません。
動物由来のプラセンタでは母体の衛生管理を徹底していたり、原料の選別もしていますし、製品にされるときにしっかり熱処理され殺菌されているので、ほぼ問題はありません。
ではどうしてここまで話題に上るのかというと、人間の胎盤を原料とした商品があるということが一番の原因だと思われます。
重要なプラセンタの危険性については、母体となる動物が未知の病原体に感染していた場合ですが、既知の病原体に対する安全処理は、当然あらゆる防御策が行われているのでほぼ問題ありませんし、動物の場合、万一その処理をくぐり抜けたとしても「種の壁」は越えられないと考えられています。
しかし原料が人間を母体とするプラセンタの場合そうはいかず、一旦病原体が入り込んでしまうと身体に馴染んでしまいます。
そのため、未知の病原体に対する危険性がないとは言い切れないのが実情です。
副作用
次に副作用ですが、いまのところ重大な症状は報告されていません。
個人個人の体質によっては、合う合わないがあるようですが、もし体質に合わなければ使用を中止すれば問題ないでしょう。
プラセンタを摂取したことが直接の原因で大きな副作用が起きる心配はしなくてもよさそうです。
クレオパトラも美容のために愛用していたとされ、長い歴史を持つプラセンタ、未知の病原体に対しても可能な限りの安全対策は施されているので、あまり考え過ぎず気軽に試してみてください。
どうしても気になる場合は、ヒト由来成分のプラセンタを避ければ安心です。