いまや美容や健康に対する効果で注目を集めるプラセンタ。摂取方法も多様にあり即効性が高いということでプラセンタ注射を検討される人も多いのですが、できることなら費用は安く済ませたいというのが本音だと思います。
保険が適用されれば自己負担額は少なくなるので、気になるのはプラセンタ注射にも保険が適用されるかというところです。
結論としてはプラセンタ注射でも保険が効く場合と効かない場合があるのですが、その違いは何なのかを見ていきましょう。
プラセンタ注射の保険適用範囲
プラセンタ注射に保険が適用されるのは肝機能障害・更年期障害・乳分泌不全の治療の場合のみになり、これらの症状に対しては厚生労働省の認可薬としてラエンネックとメルスモンというヒトプラセンタ製剤が認められています。
ただし、各症状に対して製剤の種類や投薬量は決められていて、多少地域によって変わりますが肝機能障害にはラエンネックを1回2アンプルまで、更年期障害や乳分泌不全にはメルスモンを1回1アンプルまでというのが一般的です。
そのため、例えば更年期障害の症状でラエンネックしか置いてないクリニックなどに行くと保険適用外になってしまうこともありますし、お医者様の判断によっては更年期障害や乳分泌不全に関しては保険適用外にされるケースもあるようなので通院前に各医療機関に確認することをおすすめします。
他にも更年期障害でメルスモンを「ちょっと効きが悪いからもう1アンプル追加して打っておきましょう。」という場合も1アンプルは保険適用されますが1アンプルは自由診療扱いで値段が変わってしまうこともあるので注意が必要です。
美容目的でのプラセンタ注射の扱いは?
美容目的でのプラセンタ注射は完全に自由診療扱いになり保険が適用されることはありません。
そのため医療機関によって価格は様々で1アンプル1000円から2000円くらいが一般的ですが、美容外科などでは数千円かかるようなところもあります。
しかしプラセンタ注射で使用される製剤はラエンネックかメルスモンしかなく、価格によって効果が変わるということはないので、あくまで付加価値的な価格だということを理解して医療機関を選ぶと失敗しなくて済むと思います。
また、これはグレーゾーンだと思うのでおすすめはしませんが、更年期障害は40代半ばから50代半ばの閉経前後い起こる不定愁訴などの症状ですが、プレ更年期といって最近では30代半ばからの若年層にも更年期障害と同様の症状を起こす人が多くなっているので、医療機関によってはそれくらいの年代の人でも更年期障害と診断して保険適用されることもあるようです。
治療目的でも必ずプラセンタ注射に保険が適用されるとは限らない
プラセンタの効果に注目が集まり研究が進んだ結果、プラセンタはいろいろな症状の緩和や改善に効果があることが分かってきて、最近ではプラセンタ療法が広く認知されてきたため美容外科や婦人科のみならず皮膚科や内科などでもプラセンタ注射を行うところが増えてきました。
アレルギーやアトピー、腰痛や関節障害、生理関連症状などなど幅広くプラセンタは効果を発揮するのですが、たとえこれらの症状の治癒・改善目的であっても保険が適用されることはありません。
あくまでも現段階では肝機能障害・更年期障害・乳分泌不全の治療の場合のみにしか保険が適用されないのです。
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